新しい癒しの感覚
ファブリック
心地よい生活を過ごすために集められたファブリックは、人々が生活する上で真の快適性をもったものが中心である。麻のような吸水性に富んだ手触りが気持ちよいもの、そして柔らかいウサギなどのリアルなファーのクッションや平織りのプレーンなシルクやオーガニックコットンといった天然素材。部分的に繊維を溶かし、パターンで透過性を創り出すオパール加工などで新しいテクスチャーを生み出す。そしてファブリックに表情を与え、空間に癒される要素を加えることで人々は新しい癒しの感覚を覚えるだろう。全体的には、視覚的なパターンと素材を触覚的な感覚で見せるためにあえて装飾的な要素は取り入れず、フラット感やテクスチャーのバランスなど素材の特性を生かしたコーディネートが基本である。またクリアなガラスやナチュラルなビール編みのラタン、木材などを取り入れることで透明感のある気持ちのよい空気が生み出される。カラーはピュアホワイトからアイボリーやベージュ、淡いピンクやブラウンなどコスメティックのようなやさしいヌードカラーのグラデーションが中心で、自然のナチュラルカラーと組み合わせるとより柔らかい印象になる。このスタイルに共通して言えることは、カラーや素材の視覚的な要素とテクスチャーなどの素材に触れる触覚的な要素を重視し、ひとつひとつの素材が人々にやさしく、安心感を与えて身近な空間と素材との新しい関係性を築いていくことをテーマとしている。